敬老の日は、日本国民の祝日の一つとなっています。
敬老の日とは、多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、そのご老人、ご年配者の長寿を祝う日として定められた祝日となっています。
難しくいうと、冒頭の説明の通りなのですが。
もっとわかりやすく簡単にいえば、あなたの一番身近にいる多年にわたり社会につくしてきたご年配者、つまり、あなたのおじい様、おばあ様のことを大切にしましょうという祝日です。
あなたのおじい様、おばあ様を大切にするといっても。何も、おじい様、おばあ様のことを上げ膳据え膳で、欲しいものをなんでも献上し差し上げて、贅沢三昧な暮らしをさせてあげましょうということではありません。
あなたのおじい様、おばあ様が、あなたにしてもらったら嬉しいこと、喜んでもらえることならばなんでも良いのです。
あなたが学生ならば、一生懸命に学校の勉強をして、テストで良い点を取り、その良い点数を取れたテストを見せてあげることが、おじい様やおばあ様にとって一番嬉しいことであり、喜んでもらえることかもしれません。あるいは、学校の成績はあまり良くないのだけれども、学校のお友達と校庭で楽しく元気に遊びまわっている姿をビデオに撮って見せてあげることが、おじい様やおばあ様の嬉しい笑顔につながるかもしれません。
あなたが学校を卒業して社会人になっているのならば、会社のプロジェクトリーダーとして新しい開発案件に勤しみ、そのプロジェクトがあなたの活躍で大成功した姿を見てもらうことが、おじい様やおばあ様の喜びにつながるかもしれません。その開発プロジェクトの成功が、おじい様やおばあ様が援助してくれ通った理系の大学で、あなたが習得した技術のおかげだったら、おじい様やおばあ様の喜びもひとしおでしょう。
あなたのおじい様やおばあ様に援助してもらい、田舎から上京し頑張って、実業家として新しいビジネスを起業した孫の姿を、田舎のおじい様やおばあ様に見せてやることが、おじい様やおばあ様の喜びにつながるかもしれません。
何も別に新しい会社を起業しなくても、上京し就職した会社で毎日、元気に職場の仲間たちと共に仲良く楽しく仕事している孫の姿を見せるだけで、あなたのおじい様やおばあ様にとっては、何よりも嬉しい喜びでしょう。
あなたが学生の頃は、毎月のようにおじい様、おばあ様の家に遊びに行っては、おしゃべりしたり、ごはんを食べたりしていたことでしょう。
上京して就職してしまったりしたら、田舎のおじい様やおばあ様の家からは遠くなり、今までのように毎月遊びに行くというわけにはいかなくなってしまったのではないでしょうか。
毎月とはいかないかもしれませんが、ゴールデンウィークやお盆休み、夏休みなど大型連休のときには、お休みを利用して、大好きなあなたのおじい様やおばあ様のもとに行ってあげられることでしょう。
つまり、多年にわたり社会につくしてきたご年配者を敬愛しそのご年配者の長寿を祝う、あなたのおじい様やおばあ様を祝うということは、たくさんのお金を使って高価な物をなんでも買ってあげて、何も特別贅沢な暮らしをさせてあげるということではありません。
あなたが毎日、元気に楽しく暮らしていますよ、という姿こそを、あなたのおじい様やおばあ様に見せてあげる、何気ない普通の食事を一緒に食べる、何気ない普通の会話をおしゃべりしあう、それだけで十分なのです。
それはわかっているのですが、社会人になると、会社で責任ある仕事を任せられるようになってくればなるほど、なかなか思うように長い休みなど取れなくなってきてしまいます。
今年のお盆休みは帰ってこれるのか。
あぁ、しばらくおじい様やおばあ様にも会っていないし帰りたいんだけど、今年も忙しくてお盆休みには帰れそうもないな。これで、おじい様やおばあ様の顔も正月以来、半年近くまったく会っていないな。そういえば、ひ孫の顔もぜんぜん見せていないな。ひろし、今年の4月からは小学校に通うようになったんだけど、ひろしの小学生の姿をまだ一度も見せていないな。
今年は、かよ子さの家族も皆、戻ってくるんだってよ
あぁ、かよ子姉ちゃんとこも皆、帰って来るのか。姉ちゃんとこの子は女ばかりだからな、姉ちゃんとこが戻ってくると盆と正月がいっぺんに来たように賑やかなるんだよな。うちも今、抱えている仕事がどうにかなれば、ひろし連れて帰りたいんだけどな。多年にわたり社会につくしてきたご年配者を敬愛しそのご年配者の長寿を祝う、となると俺は、俺の家族は、ちっともご年配者を、おじい様やおばあ様を祝ってないな、なんて親不孝なんだろうな。
そんな風に自分を責めることなどひとつもありません。
実際に会えなくても、あなたのおじい様やおばあ様に、東京で頑張っている、元気にやっているあなたの姿をイメージさせてあげられば、それだけでも、あなたのおじい様やおばあ様はきっと笑顔になって喜んでもらえることでしょう。
例えば、あなたがいつも頑張っている東京の町の、有名なお店の果物や銘菓を実家に贈ってあげましょう。
贈り物と一緒に、ひろしの小学校のランドセル姿の写真や、ひろし直筆のおばあ様へのメッセージカードなども付けたらベストでしょう。
さあ、デザートにしましょう。これは東京の太郎叔父さんから来たのよ
え、太郎叔父さんが贈ってきたの!
あ、ひろし君だ、ランドセル背負っている!
実家にあなたの姿はいないかもしれませんが、食卓は、あなたやあなたの家族の話題で盛り上がっています。あなたのおじい様やおばあ様も、お盆も戻って来られず東京で頑張っているあなたの姿を想像して、さぞかし嬉しいことでしょう。喜んでくれていることでしょう。
敬老の日なんて、ゴールデンウィークやお盆休みなどに比べたら、さして長期休暇ではありません。
仕事が忙しいあなたに里帰りなどしている時間などもっとないでしょう。いや、かよ子姉ちゃんのところにだって里帰りしている余裕などないことでしょう。そんなときには、それぞれがおじい様やおばあ様にはメッセージカード入りの贈り物を贈ってあげればいいのです。東京で元気に頑張っているあなたの姿とともに。
かをりってどんなお店?どんなお菓子?
https://kawori.co.jp/
冒頭のメッセージは、私から敬老の日に自分のおじい様やおばあ様に何かをしてあげたいのだが、いったい何をしてあげたら良いのかがよくわからないというあなたへのちょっとしたアドバイスです。
アドバイスというほど大げさなものではないですが、何かの参考程度にでもなればと思い、残させてもらったメッセージになります。
冒頭の「あなたのおじい様やおばあ様に喜んでもらうこと」は、何も高級なブランド品や高価なお料理を食べてもらうことではありません、孫であるあなたが元気に楽しく頑張っている姿を、おじい様やおばあ様にお届けできれば、それが何よりの喜びなのです。
あなたが頑張っている姿をお届けするというのは、実際にあなたが、おじい様やおばあ様のいる目の前に行くということだけではありません。贈り物を通じて、おじい様やおばあ様に、あなたの元気な姿をお届けすることだってできるのです。
あなたが実際に、おじい様やおばあ様のいる田舎に帰らずに、贈り物を贈ることであなたの姿を、おじい様やおばあ様にお届けするというのは何も田舎に帰っている時間がないからという理由だけではありません。
あなたに、あなたの旦那さん(奥さん)に、あなたの子どもたち皆で田舎に帰れば、それぞれの行き帰りの交通費を合わせれば、それなりの値段になってくることでしょう。だったら、少し良いものでも贈り物を贈った方が、安上がりだし良い場合だってあるでしょう。
特に先月、お盆休みに家族総出で帰ってきたばかりの敬老の日の場合は、お休みの日程だって短めだし、その傾向は強くなってくることでしょう。
しかし、高齢のご年配者に贈る贈り物は、送れるものならばなんでも良いというわけではなく、それなりに贈り物選びにはコツがあります。
もちろん、あなたのおじい様やおばあ様に直接、何かほしいものはある?って聞くのが一番本人がほしいものを渡せるのかもしれませんが、あなたのおじい様やおばあ様は、いつも常に大切な孫であるあなたのことを気遣ってくれています。
あなたが何かほしいものがあるかと聞いても、おじい様やおばあ様は、あなたから何かもらいたいわけではなく、あなたが元気に過ごしてくれていればそれで良いのだからと、あなたにあれが欲しい、これが欲しいなどと、まるであなたの子どものように、あなたに駄々をこねることなどないでしょう。
例えば、家の、部屋のインテリアを装飾する雑貨品などはぜったいにやめたほうが良いでしょう。同じように、アパレル、お洋服などもやめたほうが良いでしょう。高齢の方には、これまで自分が築き上げてきた長い人生の中で育まれてきたセンスというものを持ち合わせています。いま都会で流行っている最新のファッションスタイルだからといって、そのセンスが高齢の方がこれまでの長い人生にて築き上げてきたセンスと必ずしも合うものとは限りません。
雑貨やお洋服などは、その方それぞれでセンスは違ってきてしまいます。しかも、高齢の方には、その方それぞれが長い人生の中で育まれてきたセンスというものがあり、高齢になればなるほど、その築き上げられたセンスというものに絶対的な自信があり、そのセンスと合わないセンスには馴染めない傾向にあります。
だから、形に残るものよりも果物や銘菓のような思い出に残る贈り物を贈られたほうが無難です。とはいわれても、やはりその場で食べたら無くなってしまうものよりも、自分が今度田舎に帰ったときに、おじい様やおばあ様の家に行ったとき、おじい様やおばあ様の家で再会できるものを贈りたいと思ってしまうことでしょう。
でも、ちょっと考え直してみてください。
あなたが敬老の日におばあ様に贈ったワンピース、東京にいるおばあ様たちは、みな着ていたワンピースだからと、うちのおばあ様にも贈ったのに、お正月に帰ったとき、そのワンピースが全く着た様子もなくクローゼットの中に眠っていたら・・。
おばあ様は、クローゼットの中にしまわれているワンピースを見つけたあなたに対して、きっと優しく、あなたが贈ってくれた素敵なワンピースだからもったいなくて特別なときにしか着られなくて、町内会の寄合いでしかお披露目できないよなんて声をかけてくれることでしょう。
だったら、果物や銘菓のような思い出に残る贈り物を贈られたほうがぜったいに良くないですか。
確かに、果物や銘菓は形には残らないかもしれません。が、それを食べたときの思いとともに、おじい様やおばあ様の思い出として一生心の中に刻みこまれます。
「去年、あなたが東京から贈ってくれたお菓子美味しかったわね」
「去年?去年、お菓子なんかおばあちゃまに贈ったっけ?」
「ほら、あのふわふわのとろとろしたやつ」
「ああ、あれな。あれ贈ったのはもう3年ぐらい前だろ」
「もう、そんなになるかね」
とこんな感じで、あなたが贈ったたったひとつの贈り物が、あの味が、何年も先の正月の集まりでも一生ずっと話題になりつづけるほど、おじい様やおばあ様の心の中に思い出として刻まれつづけていくこととなるのです。
そうなのですね。
敬老の日の贈り物は、雑貨やアパレルなど形として残るよりも、果物や銘菓のような思い出として残るもののほうが贈り物として良いのですね。
でも、思い出として残る贈り物ってどんなものを贈ったらよいのだろう。
かをりってどんなお店?どんなお菓子?
https://kawori.co.jp/
この東京の近く、横浜の地で長年、洋菓子の製造販売に従事してきたかをりの洋菓子の知識、技術が、きっとあなたのおじい様、おばあ様の心に一生残ってもらえるような贈り物選びのお役に立てることもあるでしょう。
このコツみたいなものを会得してくると…
毎年の敬老の日に、おじい様やおばあ様に贈る贈り物選びが楽しみになり、おじい様やおばあ様の笑顔を想像しながら選んでいるのがきっと楽しくなってくることでしょう。
桜ゼリー
あなたのようにお若い方ですと、
海外のものへの憧れも強く多いと思います。
生まれたときからずっと身近に接してきた日本の文化、生活などにも窮屈なものを感じて、もっと大きく羽をのばしたい、日本の狭い文化の枠にはめられずに、もっと大空に、もっと広い海外へ飛び出していきたい。日本の文化などへの反骨精神が沸いてくることもあるでしょう。
そんなある種の反骨精神から、狭い日本の、閉じこめられた枠組みから羽ばたきたい。そんな思いで、海外への憧れを思い描き、海外旅行、海外留学そしてホームステイなどを経て世界へと飛び出していったりすることもあるでしょう。海外留学やホームステイなどで海外の文化にどっぷりと浸ってみると、生まれたときから日本の文化、風土に慣れ親しんできたあなたは、海外の文化を通じて、改めて日本の文化、風土、生活の良さを見直せるようになったりします。
あなたのおじい様やおばあ様も、若い頃は海外への憧れなどがあり、海外へと飛び立っていった時期もあるでしょう。もしかしたら冒険心の強かったあなたのおじい様は、日本からバイクを海外に持込み、バイクで世界じゅうを走りまわってきていたりするのかもしれません。
そうして、今のあなたと同じように、海外の文化を通じて、改めて日本の文化、風土、生活の良さ、素晴らしさを再発見し見直していたりしていたのかもしれません。
そんなおじい様やおばあ様にとって、いや、そんなおじい様やおばあ様だからこそ、海外の文化の素晴らしさも吸収しつつ、日本の文化、風土、生活の素晴らしさに目覚めていたりするのです。だから、日本の文化の象徴、富士や桜にも共感できるのです。
桜をこよなく愛する日本。
桜は、私たち日本人の魂なのかもしれません、春の薄桃色の花びらと、いとおしい香りをできれば春だけでなく一年中楽しんでいたい、一年中楽しんでいただくために桜ゼリーは誕生しました。
敬老の日に贈る贈り物としても、まず間違いないことでしょう。
敬老の日にも日本の心を楽しんでもらえる桜ゼリー
幸運のたまご
あなたは、食事は肉派ですか?
肉女子なんて女子も増えていますし、若い頃はスタミナがつくエネルギー補給にも強い肉を好む人は多いみたいです。大きな口を開けて、骨付きの肉の塊のような巨大な肉にかぶりついている姿にはほれぼれします。
一般的に年をとってくると、肉よりも魚のほうがいい、好きになってきたと言われます。では実際にはどうなのでしょうか。高齢の方が、肉よりも魚のほうが好きなのか調査してみました。
意外にも、高齢の方のほうが魚よりも肉が好きという方が多かったりする場合もあるようです。そう聞くと、ふだん魚よりも肉を食べ慣れているあなたなども、確かにそうだ、うちのおじい様やおばあ様も魚よりも肉のほうが好きで美味しいとよく食べている。
しかし、ある医師の研究結果などでは、高齢者には固いものは歯への負担も大きいですから、肉よりも野菜を中心とした食事に切り替えていってもらいたいです、などと話しているのを耳にします。
お豆腐は畑のたんぱく質などと呼ばれ、お豆腐を中心とした食事を推奨する医師なども多くいたりします。それでも、やっぱり肉が好きと肉料理を食べ続けている高齢の方もたくさんいます。
あまり気にせずに好きなものを食べるのが一番
それはそうなのですが、あなたが普段食べているオーストラリア産の牛肉などに比べて、あなたのおじい様やおばあ様が普段食べている和牛肉や国産肉のなんて柔らかいことか。ナイフなど全く使わなくてもフォークだけで簡単に切り分けられてしまいます。そして、お口の中に入れると、お口の唾液で肉はとろけてしまい、肉を噛みちぎるのに歯など必要ありません。このお肉ならば、歯への負担も少なく、お肉中心の食事でもまったく問題なさそうです。
「あ、差し歯が取れた」
そう言っている側から、あなたのおじい様、おばあ様は食事の途中で差し歯が取れたとか、翌日の朝、歯医者さんに出向き、歯医者のお世話になっていたりします。
あなたのおじい様やおばあ様は、若い頃からずっとお肉中心の食事をしてきたのだし、これからもお肉中心の食事でも問題は無さそうですが、やはりお肉以外のものは、あまり固いものは摂取せずに柔らかめのものを中心に摂取するようにしておいたほうが良さそうです。
かをりには、横浜で万博が開催された際に、その万博開催を記念して誕生したサブレというお菓子があります。かをりのサブレは、お煎餅のようにそれほど固いっていうほど固いクッキーではありません。ありませんが、やはり敬老の日の贈り物として贈るのは避けた方が良さそうです。
かをりには、幸運のたまごというたまご型のお菓子があります。柔らかくふんわりとろとろな触感で、お肉を中心とした食事のあとの食後のデザートにもとっても合うお菓子です。
幸運のたまごというネーミングも、無病息災でずっと健やかに健康で過ごしていきたいおじい様やおばあ様にも、ぴったりな贈り物ではないでしょうか。
おじい様、おばあ様の幸運を幸運のたまごとともに
ヴィーナスの誕生
私、テレビなんて最近ぜんぜん見てないわ
そうですね、あなたもそうですか。あのドラマって今夜の何時からだったっけ?録画のボタンをセットしてくるの忘れちゃった。放送が始まるまでに、早く家に帰らなくては。
こんな風に、テレビの放送時間に縛られることも、もうすっかり無くなってしまいましたよね。テレビのリアタイなんて気にしない人が大半でしょう。
あのドラマって、今夜9時からだったかな、ヤバい、放送始まるまでに家に帰れそうもないよ━そんな風に考えなくても、後からインターネットで見逃し配信を見れるから別にいいよ。
そんなドラマよりも、今ここでしか楽しめないこと、今夜しか楽しめないことを思いきり楽しんで、ドラマは後から見逃し配信で見ればいいよな。便利な時代になったものです。
そう、そんな便利な時代なのですが、あなたのおじい様やおばあ様たちにとっては、テレビが欠かせない存在だったりもするのです。
食事が終わると、テレビを付けて、そのまま午後はずっと、思いきりテレビを見続けていたりしている日もあったりします。いや、食事が終わる前から、食事中から、おーい、もう、お昼なんですよって見たいテレビ始まってしまっているよと、お口の中をモグモグさせながら、慌ててリモコンでテレビをつけたりします。
それは確かにそうだ
去年、軽い腹痛で入院したことのあるあなたは、入院していたときのことを思い出して軽く頷いていたりします。
入院中の病室のベッドの上で何もすることのないあなたはスマホをいじっていました。病室は共同部屋なのに、あなた以外に誰も入院していません。スマホを眺めるのにも少し飽きてきたあなたは、窓から病院の外の景色を眺めていた。
夕方になって、急に忙しそうに看護師が数人病室に入ってきた。どこかのおじいさんがカーテンの向こう、廊下側のベッドに入院するようだ。夜になって、看護師がおじいさんのところに夕食を運んできた。
「ここに夕食を置きますよ」
看護師は、大きな声でおじいさんに声をかけている。
部屋じゅうに響きわたるぐらい大きな声で話しかけているのに、当のおじいさんは、ええ、ええって看護師に聞き返している。おじいさんは何度も同じことを話しかけている看護師に、耳が遠くなっているからと言い訳しているのだった。
だが、看護師はいきなりおじいさんの耳元に付いているテレビのイヤホンを外して、話しかけた。今度はしっかり看護師の声が聞こえたらしくて、おじいさんはびっくりした顔をしていた。
「もう両方の耳にイヤホンしてるんだから聞こえないの当たり前でしょう」
そんなおじいさんのことを看護師は笑いながら叱っていた。
このおじいさんは、ずっとテレビのイヤホン付けたまま、入院したときからずっとテレビを見続けていたのかと驚いたものだった。
あなたのおじい様やおばあ様にとってもテレビは貴重な情報源なのです。ちょうどあなたがスマホやインターネットが貴重な情報源であることと同じように。
ずっとテレビを見続けていると、どうしても口が寂しくなってきます。
あまりテレビを見ないあなただって、たまには地上波初放送の映画を放送したりすると、テレビを見続けてしまうこともあるでしょう。
そんなとき、あなただって映画を見ながら口寂しくなることはないですか。
そんなときテレビを見ながら胃もたれしそうなぐらいぶ厚いステーキなど食べたくはなりません。でも、お茶で少し喉を潤すぐらいでは、なんとなくちょっと物足りなさはあります。そんなときにちょうど良いのがお菓子です。かをりのレーズンサンドなんか、ひとつずつ個包装されているからテレビのながら見するのに正にちょうどいいお菓子です。
よし、わかった!敬老の日にはレーズンサンドを贈ろう
ちょっと待って。
確かにレーズンサンドは若いあなたにとってはテレビをながら見するときのちょうど良いお菓子かもしれません。しれませんが、あなたのおじい様やおばあ様がながら見するときのことを想像してあげてみてください。
あなたのおじい様やおばあ様にとって、さすがにレーズンサンドで午後は思いきりまるまるテレビをながら見するには、胃もたれしちゃいそうではないですか。もう少し軽いものがいいですね。軽くて胃もたれせずに長時間モグモグしていられるようなお菓子・・。
そんな都合のいいお菓子なんかあるかな
長時間モグモグできるお菓子といえば、チューイングガムとかはどうかな。ガムはもし飲みこんでしまって喉に詰まらせたら、ちょっとこわいな。そうするとマンナンライフみたいなのはどうだろう。コンニャク畑がグニャグニャずっと噛んでいられる、それこそ一時期、高齢者が喉に詰まらせるとニュースで問題になったことがあったのでは。あれから改良されて、小分けパックになったり、喉に詰まらせにくくはなったようですが、敢えて贈り物にすることもないですね。
そうすると、やはりグミみたいのが良いのではないでしょうか。
そうですね、グミは良いかもしれません。しかし、グミもクチャクチャと噛みつづけるので、噛みようによっては喉に詰まらせてしまうこともあるかもしれません。グミみたいな・・一口サイズのゼリーみたいのがあれば良いのではないでしょうか。
確かに、そんな一口タイプのゼリーがあれば良いですね。
実は、かをりには宝石ゼリーというゼリーがあります。
宝石ゼリーには20粒入りと24粒入りがあって、ゆず・ピーチ・ブルーキュラソー・オレンジ・ペパーミント・アップル・紫いも・グレープの8種類の色違いのゼリーが入っています。みなそれぞれに色も違えば、味も違います。
だから今度はピーチ味と味ヘンできるので長時間のテレビながら見でも、あなたのおじい様やおばあ様のことを飽きさせません。
これが良さそうだけど、なんかせっかく敬老の日のお祝いに贈るのに、ちょっと簡素というか、もう少し豪華な贈り物を贈りたいのだけど。
大丈夫です、宝石ゼリーは60粒入り、120粒入りになると「ヴィーナスの誕生」とグレードアップして、箱も豪華なヴィーナス像を模した絵柄入りの箱に進化します。
ぜひ、今年の敬老の日は、おじい様、おばあ様に「ヴィーナスの誕生」を贈ってあげてください。
今年の敬老の日はおじい様、おばあ様にヴィーナスの誕生を
敬老の日よもやま話
私が主人と結婚して5年目の敬老の日
主人の田舎に住んでいた祖父に近所で評判のお菓子を買って
箱に詰めて宅急便で届けました。
それまで結婚してからは、祖父の誕生日が敬老の日と近かったこともあり、毎年のように敬老の日は主人の祖父の家に帰省していました。主人の仕事が忙しかったこともあり、帰省をせずに贈り物を宅急便で贈ったのは初めてのことでした。
贈ったお菓子を祖父はとても喜んでくれました。
届けたお菓子はお世辞にも決して高級なお菓子とはいえるものではありませんでした。が、それでも本当に喜んで受け取ってくれたことを今でも強く覚えています。よほど美味しかったのか、今でも、美知子さん、あのお菓子がまた食べたいよと祖父にはよく催促されています。
そんな喜んでいる祖父の笑顔をまた見たくて、それから敬老の日は帰省はせずに、ちょうど主人が会社で役職つきになり忙しくなったこととも重なり、必ず手紙を添えてお菓子を贈るようになりました。
今では、主人の仕事もひと段落して時間もできたので、また主人の兄弟たちと敬老の日には帰省して、祖父の誕生日と敬老の日のお祝いをするようになりましたが、未だに当時、私が贈っていたお菓子が忘れられないのか、祖父は、美知子さんの贈ってくれたお菓子は美味しかったなと言われます。
昨年、祖父は95歳になり、歯も入れ歯なのですが、私の贈ったお菓子が美味しかったと嬉しそうに思い出を笑顔で語ってくれました。
実は、そう言われて、何回かあのお菓子を買って帰省のときに持っていっているのですが、そのお菓子を食べながらも、あの時の贈ってくれたお菓子は美味しかったと皆に話してくれます。
何よりも嬉しかったのはお菓子じゃなくて、毎年敬老の日になると忘れずに、手紙付きで贈っていたその贈り物を受け取ることだったのではないかと思います。
優しい祖父との大切な思い出です。
主人も早期リタイアして祖父とも実家で一緒に暮らすようになった今も、敬老の日には毎年忘れずにお菓子を贈りつづけようかなと思います。
1年前の敬老の日に贈られた方の声
贈答者Aさんの声
去年、うちの祖父母にかをりさんのヴィーナスの誕生を贈りました。
早いものですね、もうあれから一年が経つのですね。
ちょうど敬老の日なのに、仕事が忙しくしばらく帰省できていなかったので、旦那の両親とうちの両親に何か東京の贈り物でも贈ろうかと探していました。
東京の贈り物として定番な、田舎でもかなりメジャーで有名なものは贈りたくないなと考えていて、そんなときにかをりさんのことを知りました。
横浜ではかなり銘菓として名が知れているかもしれないけど、東京ではまだそこまでメジャーではない(失礼ww)、でも全く知られていないかといえば、それなりには広まっている。
おそらく、うちの祖父母もどちらとも名前ぐらいは聞いたことあるかもしれないけど、まだ食べたことはないだろうなと、そう思ってかをりのお菓子に決めました。
ヴィーナスの誕生を贈って、しばらくして祖母から電話があり、あのゼリーはどこで売っているんだと聞かれました。
美味しかったの?と聞くと、
自分でなく祖父が気に入って贈った宝石ゼリーの殆どは祖父が食べてしまったのだとか。パッケージが乙女チックだったので、どちらかといえば祖母に贈ったつもりでいたので、贈った私としても驚いてしまった。
祖父のお気に入りのソファ脇のテーブルに置いておくと、ソファに腰かけた祖父が気づくとテレビを見ながら全部食べてしまっているのだとか。
それからは、敬老の日に限らず、祖父の誕生日、正月、愛猫の誕生日と何かといえばヴィーナスの誕生を実家宛てに贈らされるようになってしまいました(笑)。
今年も旦那の仕事は相変わらず忙しく帰省できそうもないので、また敬老の日にはヴィーナスの誕生を贈ろうと考えています。
贈答者Bさんの声
私が、かをりさんの幸運のたまごを初めて口にしたのは、主人が会社のゴルフコンペでもらってきた賞品でした。
順位はブービー賞だったのですが、主人から受け取った箱を開けて、中に詰めこまれていた幸運のたまごを口に入れました。ふわふわトロトロしていて、その柔らかさに一口で口の中が幸せな気持ちになりました。幸運のたまごなわけですね。
私が食べている姿をみて、奥で着替え終わってでてきた主人も口にして、主人は、なんだ、このお菓子は!柔らかくて歯がいらないなと叫んでいました。
もうじき、敬老の日というある日、私は主人と私の祖父母に贈る敬老の日の贈り物を探しにデパートに出かけていました。デパートのギフト売り場には、私以外にも敬老の日の贈り物を探している人たちでかなり賑わっていました。
「おじい様に贈るんだったら、入れ歯で歯が弱いから固いものはやめたほうがいいわよ」
隣りで会話しているおばさんたちの会話が聞こえてきます。
そうなのね、固いものはやめたほうが良いのね。おばさんたちの会話の助言を聞くとなしに聞いていると、でも明らかに柔らかいものは年寄り扱いしてとか言われるからやめた方がいいわよ、あと定番だけど餅とかは詰まらせるからだめね、おばさんたちの会話ははずんでいる。
そうなのね、けっこう選ぶの難しいじゃないの。
固いものはやめたほうがいいというおばさんたちの助言で、柔らかいスフレの詰め合わせを手にしていた私は、慌ててスフレの詰め合わせを棚に戻した。そのとき、歯がいらないなとつぶやいていた主人の言葉を思い出した。
そうだ!かをりの幸運のたまご!あれがいいじゃないの!
あれならば、主人も歯がいらないって言ってたぐらいに柔らかいし、見た目はアーモンドのスライスが入ってたりして年寄り扱いしているようにも見えないしね。
ここのデパートに、かをりのお菓子って売っているのかな?
私はデパ地下の中をぐるりと周ってみると運よくかをりの店がありました。こんなところでも幸運を使わせてもらったわ。お店のショーケースの中にも幸運のたまごがちゃんとあり、店員さんが贈り物でしたら直送もできると言われたので、主人と私の祖父母のところにひとつずつ贈りました。
敬老の日が終わって、しばらくして祖父母から贈り物の御礼の電話をもらいました。特に年寄り扱いして、とか文句を言われることもなく、逆に美味しかったとめちゃ感謝され、都会のお菓子はやっぱりハイカラで、味も田舎のお菓子とはぜんぜん違うわねと褒められました。
また、ぜひ贈ってくれとは言われたのですが、同じ幸運のたまごを贈ったのではワンパターンと思われそうなので、今年の敬老の日は桜ゼリーを贈ってみようかなと思います。
あなたのおじい様、おばあ様にも贈ろう
敬老の日に贈り物を贈るメリット100
- 帰省しなくてもいい
- 自宅からネットで贈れる
- 帰省の交通費が節約できる
- 旦那の両親に会わなくてもいい
- 子連れで新幹線に乗らなくていい
- 旅行の準備しなくていい
- 休みの日は家でのんびりできる
- お菓子なら食べてすぐ美味しいと言ってもらえる
- 食べて終わりなら後々尾を引かない
- 犬を預けなくていい
- ずっと犬といられる
- 1人で犬をお留守番させなくていい
- 留守番のごはんを考えなくていい
- 姑に気を使わなくていい
- 嫁の不機嫌な顔を見ないですむ
- 長時間、車を運転しないですむ
- 子供が車酔いしない
- 社畜でも家庭を大切にできる
- 子供を部活に行かせられる
- ジムを休まないでOK
- ママ友と手芸教室を楽しめる
- 塾に行かせられる
- 子供の受験に協力できる
- お菓子なら祖父母の笑顔をLINEで見れる
- 直接嫁いびりされない
- 嫁に媚びなくていい
- 帰省用の服を買わなくていい
- 料理を披露しなくていい
- 姑のグチを聞かなくていい
- 実家の掃除をしなくていい
- 早起きをしなくていい
- 好きなテレビが見れる
- 夜更かしをとがめられない
- 化粧しなくていい
- 嫁の料理を食わなくていい
- 義理の父の一杯につきあわされる
- 晩酌につきあわされる
- 義理の父のタバコを吸わなくていい
- 結婚した同級生に会わなくていい
- 子供出産した同級生に会いたくない
- 早く結婚しろと言われない
- 子供まだと催促されない
- 運転手はしたくない
- 愛車を長距離走らせたくない
- 愛車が汚れる、汚される
- 姉の子供の面倒みるのがいや
- 長距離バスがつらい
- 深夜バスだと寝られない
- 飛行機がこわい
- 帰省の高速代が高い
- 帰省の地元ヤンキーがこわい
- お店でメッセージカードまで付けてくれる
- お祝いの熨斗までつけてもらえる
- ネットで注文すれば勝手に贈ってもらえる
- 個人の趣味センス関係なしでお菓子なら贈れる
- だいたい美味しいと言ってもらえる
- 一番定番より10番、20番ぐらいのお菓子がいい
- 敬老帰省のついで同窓会がいや
- 姑とやりあうの面倒
- 久しぶりの同級生と会うのはもっと面倒
- PAのサービスエリアで急ぎのお土産選びで失敗
- 海外出張中だ
- 留学中で日本に帰れない
- 帰省中の息子の勉強の遅れ
- 受験を控えた息子の家でのお留守番
- お留守番後の片付け
- 帰省から戻ったときの洗濯物
- 帰省戻りの食事の準備
- 長時間運転後、翌日の出社
- 帰省行きの車中での嫁のご機嫌とり
- 車中での嫁のグチ聞き
- 実家で酔っぱらう旦那の姿
- 帰省の帰りの長時間運転
- 姑にいつも監視される
- なんでもやることを批判される
- 嫁の食事を食わなくていい
- 姑の料理は薄すぎる
- 嫁の味は濃すぎる
- 濃い料理は血圧にわるい
- 孫のボール遊びで盆栽が割れる
- 主人の実家は古くてこわい
- 実家に大勢泊まると崩れそうだ
- 甥姪が多いので出費が大変
- 正月でないのにお年玉たかられる
- 帰省後の部屋がまるで嵐のあと
- 掃除がしちゃかめちゃか
- 海外の嫁をもらった
- 嫁の国の風習に慣れない
- 海外旅行が大変だ
- ビザを取るのが大変だ
- パスポート取るのが高い
- 帰省一回が本格的海外旅行すぎる
- 姑の母国語が理解できない
- 親戚の話している言葉がわからない
- 帰省すると1人だけ疎外感
- 国際便の旅費は高すぎる
- いちいち渡航しなければならない
- 国境を越えないとならない
- 出入国の通関が面倒
- ネットでボタン一つでメッセージカード付で贈れる
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。
ご注文お待ち申し上げています。
横浜かをり